どうしてこんな気持ちになるの…?
誰にも相談できない…
妊娠がわかってからというもの、心もカラダも思うようにならない…
そうですよね。
特に、初めて赤ちゃんを迎えるとなれば、なおのこと。
戸惑い多くお過ごしのマタニティさんもいらっしゃるかと。
おなかの中で赤ちゃんを育てているトツキトオカは、出産とその先の子育て期に向けた準備期間。
出産に向けて、カラダも徐々に変化していきます。
できるだけゆったりした気持ちで、心とカラダをいたわりながら過ごしていきましょう。
今回の記事では、不安に向き合い乗り切るヒントと、マタニティ期がどれだけ子育て期に影響するのかについてお伝えします。
あなたの気持ちが、少しでも和らぐお手伝いができることを願って。
不安を乗り切るヒントをご紹介
妊娠中の不安や気持ちのアップダウンが起こるのは、仕方のないこと。
わかっているけど、つらいものはつらい…
わたしは今、これから始まる赤ちゃんとの暮らしに向けて、準備をしているんだな。
そう思えたら、少しだけ気持ちが楽になりませんか?
とはいえ、ご自身のためにも、おなかの赤ちゃんのためにも、できるだけ穏やかな気持ちで過ごしてほしい時期。
せっかくのマタニティ期を楽しんでいただきたいのです。
どうしたら不安を減らし、ゆったりとした気持ちで過ごせるようになるのでしょうか。
不安に向き合い乗り切るための、ヒントをまとめました。
信頼できる情報源を選択する
これから赤ちゃんとの生活が始まりますね。
赤ちゃんのお世話って、思って以上に大変らしい…
本当に全然、眠れないらしい…
出産って、全治3ヶ月のケガと同じくらいのダメージって聞いた…
そうですよね。
こんなことを聞くと、不安になりますよね。
初めての出産になるマタニティさんなら、なおのこと。
コロナ禍でもあり、妊娠や出産について、家族やお友達にリアルで相談をしたり、話を聞く機会は減っていることでしょう。
そんな中、手軽に情報にアクセスできるインターネットやSNSは、とっても便利です。
ですが、ちょっと待って。
気をつけたいのは、情報に振り回されないようにすること。
そもそも、ネットや子育て情報誌に書かれていることは、あなたやあなたの赤ちゃんのことではなく、他の誰かの体験談。
語尾をよーく見てみて。
- 『陣痛って、〇〇らしい…』
- 『出産って、〇〇らしい…』
- 『赤ちゃんとの暮らしって、〇〇らしい…』
うのみにしないというスタンスも、大切ですよ。
リラックスタイム
ゆったりとくつろいで過ごせる時間を、意識してもつことも大切です。
妊娠中は、控えた方がいい食べ物もあったりして制約されることもありますが、目にもうれしいロースイーツやデカフェで気分転換をしてみたり、お天気の良い日に近所をお散歩してみたり。
自宅で好きな映画を観たり、音楽を聴いたり、本を読んだり。
まだおなかに赤ちゃんがいてくれるうちに、好きなこと、やっておきたいことを楽しみましょう。
心が喜ぶことをして過ごせば、リラックスできますし、自然と笑顔になりますよ♡
ひとりで抱え込まないで
こんな気持ちになるなんて…
ママになることが、なんかこわい…
つらすぎて、赤ちゃんのこと喜べなくなってるかも…
こんなこと考えてしまうなんて、誰にも言えない…
実は、わたしも…
同じような気持ちを抱えて、ひとりでずいぶんと悩んでいました…
いつもならなんともない些細なことでも、妊娠中は気持ちが大きく揺さぶられ、感情的にアップダウン。
自分でも、どうしたらいいか全然わからない…
産婦人科やクリニック、助産院といった、出産に関わる施設や子育て支援センターには、相談できる窓口が必ずあります。
ひとりで抱え込まずに、信頼できる専門家に相談してみましょう。
個人情報は守られます。
誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になりますよ。
無理をしない。休む。寝る。
心とカラダは、つながっています。
カラダをゆるめることで、自然と心もほころんんでいきますよ。
今のうちに、できることをやっておきたい。
つわりで思うように動けなくて、周りに迷惑をかけてしまっているから、できるだけ頑張らなきゃ…
マタニティさんは、周りにすごく気を遣って、無理をしがちです。
だけど今、本当に大切なのは、自分自身を大切にすること。
体調がすぐれなかったり、疲れている時は、無理をせずにしっかりと休みましょう。
あとは、寝ること。
寝ている間に、疲れやストレスはリセットされます。
特に、妊娠後期になると、
- おなかが重い
- こむらがえりがひどい
- 胎動で目が覚めてしまう etc…
マイナートラブルで眠れないことが、多くなります。
産後は、待ったなしで赤ちゃんのお世話が始まり、さらにまとまった睡眠がとれなくなります。
貯めておけるものではないとわかっていますが、眠れる時に眠ってほしい。
今はとにかく、休んでおいてほしいのです。
今は子育てに向けた準備のとき
出産後は、細切れの睡眠時間とたたかいながらの赤ちゃんのお世話が始まります。
まだ言葉で気持ちを伝えることのできない赤ちゃんは、快不快を全身で表現します。
- おなかすいたよ〜
- おむつがぬれてるよ〜
- 抱っこしてほしいよ〜
- 眠たいよ〜
- あついよ〜
泣くことで、ママやお世話をしてくれる人に、気持ちを精一杯伝えます。
赤ちゃんが何を訴えているのか、何をしてほしいのか。
ママも感覚を集中させて、その気持ちを受け取ります。
マタニティ期はますます感受性が豊かに
本能で生きる赤ちゃんに向き合うために、妊娠中は、ママの感性も変化していきます。
マタニティさんの感受性が、どんどん高まっていくのです。
ふと見上げた空の青さに感動したり、風に揺れる草花のけなげさに涙したり。
逆に、ネガティブな情報に触れた時も、いつになく揺さぶりを受けてしまったり。
感受性が高まるから、ほんのちょっとのことで心が動くのです。
赤ちゃんのまっさらな感覚にチューニングしていくのが、マタニティ期。
できるだけポジティブに触れ、リラックスして過ごしていきたいものですね。
マタニティ期のママの心の状態は、その後の子育てに大きく影響
トツキトオカのマタニティ期は、本当にあっという間。
ですが、この時期に感じたことやママの心の状態は、その後の子育てのあり方に大きく影響していきます。
おなかの中にいる赤ちゃんと、心もカラダもつながっているこの時期。
マタニティさんは、ライフステージが大きく変わる、ゆらぎの中にいるのです。
不安になったり、悲しくなるのには理由があって、それだけ頑張っているから。
マタニティさんには、自分自身をいたわることを大切にしてほしい。
あなたとおなかの赤ちゃんが、心穏やかに笑顔で過ごせますよう応援しています♡
最後までお読みいただき、ありがとうございました。